掘削やほぐしに対応できる土量計算のいろいろ

土量計算ソフトでは、平均断面法の土量計算書の作成、平均距離法による数量計算書の作成、メッシュ法、点高法、土量計算の二重断面・修正距離の設定などができます。

土量計算ソフトの使えるソフトいろいろ

土量計算のソフトをお探しの方は、リンク集のまとめから収集してください。
お探しのソフトが見つかれば、お仕事に役立つはずです。

土工 平均距離法土量計算書 (平均断面法) For Excel土量計算書(平均断面法) 作成ソフトSEST

土の体積は掘削やほぐしによって変化する?対応できる土量計算の方法とは

土量の変化率は、地山土量を1.0とした時の体積比で表したものをいいます。土量の変化率が必要な理由は、次のような状態で土の体積が変化するからです。地山土量は、自然状態のままの土の量をいいます。ほぐした土量は、掘削され、ほぐされた土の量をいいます。締固めた土量は、締固めて完成した土の量をいいます。
土量の変化率は、地山土量を基準にして、ほぐし率 L、締固め率 C、計算することができます。ほぐし率 L は土量の運搬計画で使われます。締固め率 C は土量の配分計画で使われます。ほぐし率 L は、1より大きく、地山より体積が増えることになります。締固め率 C は、1より小さく、地山より少なくなることになります。
ほぐし率 L =ほぐした土量÷地山土量
締固め率 C =締固めた土量÷地山土量

土質による土量変化率については、地山をほぐした場合の土量変化率 L は、土質やほぐした状態によって異なります。 岩の場合は、土量変化率 L =1.1~2.0、砂質土の場合は、土量変化率 L =1.1~1.2程度になります。 これは、岩の場合は、切土すると大きな空隙を生ずるためです。 土量の変化率は、地山土量を基準にして、ほぐし率 L、締固め率 C、計算することができます。 ほぐし率 L は土量の運搬計画で使われ、締固め率 C は土量の配分計画で使われます。