工事注文書システム、エクセルテンプレート

工事注文書のエクセルのひな形は、種類が豊富です

工事注文書のエクセルのひな形は、多くの種類が公開されています。全国建設業協会の統一様式に則ったフォーマット・テンプレート・ひな形(雛形)ツールも多数あります。

また、ダウンロードできるサイトがたくさんあり、どのサイトからダウンロードすればいいのか迷ってしまいます。
フリーソフトやフリーのテンプレート・フォーマットを集めている比較ランキングサイトなどを見れば、おすすめや人気のものがわかります。無料のテンプレートもたくさん掲載されています。
また、ダウンロードしたテンプレートや作成した書類は、クラウドに保存しておくと離れた現場や事業所で働く人とも共有ができます。

工事注文書のソフトの便利なリンク

このサイトでは、工事注文書関係のソフトをまとめています。
検索すれば目的のソフトを簡単に探すことができますよ。

カンタン工事注文書・請書工事注文書_2007注文書テンプレート (Excel)(建設業法) 注文書作成 for EXCEL(下請契約) 工事注文書 for EXCEL工事見積書 Super2見積・発注管理システム「ミツバチ」標準版建築見積・発注書作成ソフト for Excel

工事注文書について知っておきたいこと

工事注文書のエクセルのひな形を無料でダウンロードしましょう

<工事注文書を取り交わさないことで起こるトラブルは>
工事注文書を交付しないと、責任施工範囲や施工条件等に関する認識の相異が生じたり、工事終了後に約束の工事代金よりも低い金額を振り込まれる、などのトラブルが生じる場合があります。

<豊富なメリット! 工事注文書のエクセルのひな形>
記載必須項目を網羅しています。無料でダウンロードできる、工事注文書のエクセルのひな形がたくさんあります。エクセルの基本操作なので、作成に手間取ることはないでしょう。
出典:エクセルのひな形を活用すれば工事注文書の作成が簡単になる

工事注文書は、建設業法で定められた項目の記載が必要です。
<エクセルのひな形を利用して正式な工事注文書を作成>
工事注文書は、建設業法で定められた項目の記載が必要です。工事注文書のエクセルのひな形を活用すれば、記載必須項目の抜けがない工事注文書が作成できます。ひな形は多くの種類が公開されています。

<会社の信用を失わないために工事注文書の取り交わしを>
工事着手前に工事注文書を取り交わしていなければ、建設業法違反に問われます。処罰は、担当者と所属法人の双方に課せられます。受注者側で作成する場合は、発注者に署名捺印をもらいましょう。
出典:エクセルのひな形を活用すれば工事注文書の作成が簡単になる

工事注文書や安全書類は無料テンプレートが便利

工事注文書・工事発注書・工事下請注文書・注文請書・安全書類は手書きの用紙もあります。しかし、書類保存や管理といった観点から見ると、手書きよりもパソコンでの作成をおすすめします。エクセル(excel)の扱いに精通した人なら、全国建設業協会統一様式の書き方を調べ、エクセル(excel)で作成することも簡単でしょう。しかし、エクセル(excel)で文字や数字を入力する程度のスキルしかない場合、全国建設業協会の様式に合うようにテンプレートを作成する作業は大変です。

そこで活用したいのが、インターネット上で無料公開されている工事注文書や安全書類などのフォーマットです。エクセル(excel)に対応したファイル形式のテンプレートを選び、ダウンロードするだけです。書き方を見ながらテンプレートを作成する手間がいらないので効率的です。

インターネットには、さまざまな工事注文書・工事発注書・工事下請け注文書・注文請書のテンプレートが無料でダウンロードできます。また、全国建設業協会の統一様式に対応した安全書類のテンプレートツールもたくさんあるので、いろいろさがしてダウンロードしてみましょう。

また、工事注文書・工事発注書・工事下請注文書や安全書類の作成だけでなく、原価や支払なども一括管理したい場合は、後述するような管理システムを導入するとよいでしょう。

工事台帳はソフトウェアアプリや無料テンプレートを活用

工事台帳も工事注文書や安全書類などと同様、手書きよりもパソコンによる作成をおすすめします。また、エクセル(excel)で工事台帳のテンプレートを自作するには、ある程度のスキルが必要となるため、工事台帳作成機能を備えたソフトウェアアプリやエクセル(excel)形式のテンプレートツールをダウンロードして活用することをおすすめします。

有料のソフトウェアアプリの中には、クラウドに売上や原価に関するデータをアップすると、自動で工事台帳を作成してくれるものや、工事台帳に加えて見積書や発注書、請求書の作成や請求・支払管理もできる大きな管理システムになっているものがあります。こうした管理ソフトウェアを使うと、事務作業全体の省力化にもつながります。管理システムには経営分析などのさまざまなツールが揃っていて、うまく使いこなせばよいのですが、システムの導入にはコストと既存システムのデータ移行、操作方法の習得などの手間がかかります。

システムを導入するほどの事業規模ではない、あるいはコストや手間をかけたくない場合は、インターネット上で公開されている無料のフリーソフトやテンプレートの活用をおすすめします。インターネット上には、ダウンロードしてエクセル(excel)上で使える工事台帳のフリーソフトやテンプレートがたくさんあります。無料のフリーソフトやテンプレートは、有料の者と比較すると複雑な機能や豊富なツールはありませんが、シンプルな構造なので有料ソフトウェアアプリよりも簡単に使いこなせます。

無料のテンプレートやフリーソフトにも、有料のものと遜色のないツールを備えたものもあり、あなどれません。

無料でダウンロードできるテンプレートであれば、発注者側にURLを指示するだけで簡単にダウンロードできます。また、書き方で不明点があっとあしても、ダウンロードサイトなどを見ることで、書き方が理解できる場合も少なくありません。
人気が高いテンプレートファイルであれば使用しているユーザーが多く、書き方や使い方も分かりやすい場合が多いため、比較的人気が高くダウンロードアクセスが多いexcel(エクセル)テンプレートを採用しましょう。

ソフトウェアアプリや無料テンプレートは比較検討して導入しよう

インターネットで有料ソフトウェアアプリや無料のテンプレートやフリーソフトを見つけるには、人気の有料ソフトウェアアプリや無料テンプレート、フリーソフトを集めたソフトのランキングサイトをチェックしてみましょう。

人気ソフトのランキングサイトには、多くのソフトウェアアプリや無料テンプレート、フリーソフトが紹介されており、各ソフトウェアアプリやテンプレート、フリーソフトの詳細紹介のほか、どのソフトウェアアプリやテンプレートが人気かもわかります。ランキングサイトにはダウンロードのためのリンクも張られているので、気に入ったソフトやテンプレートをすぐにダウンロードできます。

どのソフトウェアアプリやテンプレート、フリーソフトを選べばよいかわからない場合は、ランキングサイトに掲載されているクチコミや人気をもとに比較検討し、選ぶことをおすすめします。ただし、人気がある=自社に合っている・担当者にとって使いやすいとは限りません。「このソフトやテンプレートがこんな会社に向いている」といったソフト・テンプレートの適性を解説してくれているランキングアプリもあるので、比較の参考にするといいでしょう。

ソフトウェアアプリやテンプレートを選ぶ際には、複数のソフトウェアアプリやテンプレートを使い、性能や使い勝手を比較することをおすすめします。特に、無料のソフトやテンプレートを使う場合は、ランキングサイトで人気があるものを複数ピックアップし、ダウンロードして比較検討し、自社に合ったものを選びましょう。

工事注文書を巡るトラブル

工事注文書での契約では、ちょっとしたことでトラブルになりかねない場合も考えられます。工事を発注・請け負うことについて、契約とはどういうことなのかを今一度確認してみましょう。

口約束でも契約は成立する?

契約に必要なのは、当事者である双方の申込みと承諾です。一方からの申し込みに対して他方からの合意が得られれば、それで契約が成立したと法的にも見なされます。
ですから本来なら契約成立に書類が必要ではありません。口頭、口約束でも問題ないのです。

しかし実際に口約束だけで契約を成立させ、工事事業を行う企業はあまりいません。口頭だけの約束では、「言った・言わない」の論争トラブルになりかねませんし、発注内容を把握しておくのには書面があった方が便利なのは明白です。良好な取引を行うために、法的には必要ではないけれども工事注文書や契約書を作成するのが一般的でしょう。

法的には工事注文書よりも契約書が優先される?

工事を発注・受注するときに、まず契約書を交わし、そのあと工事注文書を作成するパターンがあります。また、契約書→工事注文書→工事請書という3つの流れになる場合もあります。逆に工事注文書のみで契約を成立させる場合、契約書だけを交わす場合もあります。
契約書・工事注文書・工事請書の3つを使用する場合は、契約の基本的情報を契約書に記載し、それぞれの詳しい情報を工事注文書・工事請書に記載する、というような形になります。どれが優先になるという話ではなく、それぞれが役割を持って働きます。

検査時期や方法について双方の認識が違っていたケース

工事注文書の仕様や備考に検査時期や方法について記載をせずに着工してしまうと、あとになって発注者側から「なぜこんな時期に検査をしているんだ」「こんな検査方法だとは聞いていない」というようなクレームに繋がることがあります。
しかし、簡潔に記載するだけの工事注文書だけでは、すべての仕様や取り決めを書くことは難しい場合もあります。こうしたトラブルを防ぐには、詳細に書面で合意が得られる契約書を取り交わす方が良いでしょう。

工事注文書を作成したことがなくても、エクセル(excel)ソフトのひな形を活用すれば容易に作成できる

これまで、工事注文書のエクセルのひな形を活用していない方も、以下のようなメリットがありますので、是非、活用を検討してみてください。

・工事注文書のエクセル(表計算ソフトウェア・アプリ)のひな形(雛形)は色々とあり、多くのひな形は記載必須項目を網羅しています。書き方がわからない人にも親切な設計になっています。
・フリーソフトやフリーのテンプレートツールが掲載された比較ランキングサイトなどには、無料ダウンロードできる、工事注文書のエクセルのひな形がたくさんあります。人気があるものやおすすめのものを選ぶとよいでしょう。

・エクセルの基本操作ができる人なら、簡単に作成できるでしょう。作成した注文書はクラウドに保存しておくと便利です。

建設業に必須の工事台帳

建設業に携わる業者にとって、重要な書類のひとつに工事台帳があります。工事台帳とは、ひとつの工事にかかった原価を管理するための台帳です。

工事台帳の書き方は、ひとつの工事について以下のような項目を設けます。

・工事名
・工期
・原価明細…材料費、人件費、外注費、経費に分けて記入

工事台帳を作成する目的

工事台帳を作成する目的は2つあります。ひとつは、原価管理や工事の進捗状況や現場ごとの利益を把握するためです。原価と利益が把握できれば、最低いくらで受注しなければならないかがわかり、経営判断にも役立つツールとして重宝します。

もうひとつは、経営事項審査に提出するためです。国や自治体から公共工事を直接請け負う場合、建設業の許可に加えてこの審査を受ける義務があります。その際、経営状況を見るために工事台帳を提出しなければなりません。

グリーンファイルは、いわゆる「工事台帳」と言われるものです。工事台帳は作業現場では安全のために欠かせない書類です。
工事台帳に記載する必要がある内容は、規定が定められています。また、元請業者だけではなく下請け業者も工事台帳を提出する必要があります。そのため、工事台帳はシステム化されている必要があり、元請業者と下請け業者の標準化が非常に大切です。

また、テンプレート・雛形のフリーソフト・フリーアプリを公開している、無料でダウンロード可能なサイトも存在します。フォーマットや雛形を作成するよりも、効率よく正確なひな形が簡単にフリーでダウンロードできますので導入の参考にしてください。